わたしの基本理念

「ふやします市民満足」 

 

「 神戸って〝ええまち″やな 」

そのように思うことが出来る市民を一人でもふやしていくこと。
これが目標のてっぺんです。
そのためには、満足をふやすことも大切ですが、不満足を減らしていくことも同じぐらい大切です。
この目標を目指す上で、最も大事なことは政治家が嘘を言わないことだと考えます。
みなさんに好かれたいとか認められたいと思うのは、私たち政治家の性ですが、出来もしないことを叫んで一時の共感を得たとしても、それは「てっぺん」に近づくどころか遠のいていくばかりだと思います。
ですから、政策を語るときには常に「その実現性」が問われているということを肝に銘じています。
これが私の基本理念であり信条です。
それでは、これよりわがまち東灘区の大切な課題に沿ってご説明します。

 
政策の主題
暮らし:「安心と安全」をふやす

 
「街並みと同じように刻々と変わっていく暮らしについて」
日々の暮らしの中では感じられませんが、少し昔と今を比べるだけでも、私たちの暮らしは大きく変わってきています。
例えば10年前、阪神電車は上下線とも地上を走っていました。
昨年(平成26年)下り線が高架上に移りましたが、これだけでも街並みが随分と変わりました。
街並みと同じかそれ以上に暮らしを支える様々な仕組みが変わっています。
例えば、30年以内に相当な確率で発生すると言われている「南海トラフ地震」について見ると、危険予知が何度も見直されて避難が必要な地域や方法が変わっています。
それに合わせて学校の耐震化工事が一気に進みました。
このようにみなさんの暮らしに直結した神戸市政は、第一に「安心と安全」をふやす事を主題に進めなければなりません。
 
「安心と安全」について分かりやすい課題として「防災」を取り上げましたが、これは、市バスの運行や家庭ごみの分別と収集、親しみやすい区役所のあり方など、あらゆる課題に共通しており、最も大事な視点と考えております。



東灘区の大切な課題①
 子育ての満足をふやします 

 
認定こども園制度が始まって1年余経ちましたが、お子さんを保育園に通わせたいと思っても、どのように申し込んで良いのか分からないという声が、今でも数多く寄せられています。制度が定着したとは言い難い状況です。
平成26年の市民相談から実例を紹介しましょう。この制度に依れば、夫婦共働き世帯を対象としておりますが、同居中のおじいちゃん・おばあちゃんの介護のために奥様が仕事を辞めた為、その対象からはずれてしまったという方から、お怒りのご相談を頂戴しました。
制度は国がつくったものですが、運用しているのは神戸市です。「国の制度だから・・・」というのは言い訳になりません。市役所のこども家庭局と相談し、自民党市議団にも相談して今は改められています。
この様に、まだまだ「不満足」の種がたくさん隠れていると思います。「保育園を増やす」ことも大事ですが、運用を見直してもっと丁寧な説明をするように促すことにも力を入れて参ります。それが市民満足への近道だと考えます。
 

東灘区の大切な課題②
   教育の満足をふやします 

 

平成26年、神戸市の中学校給食を請け負っていたA社の給食から、相次いで異物混入が発生し、A社のずさんな衛生管理が社会問題化しました。折角始まった中学校給食の出鼻をくじかれた痛恨の事件でした。
幸い東灘区の担当はA社ではなかったので、事業は続いています。
しかし、そもそもの原因はその喫食率(生徒全体の何%が給食を食べているか)の低さにあります。50%喫食で採算が採れるように計画されていたものが、実際には30%以下だったのです。ずさんな衛生管理をしていたA社が契約を打ち切りになったことは当然ですが、神戸市の計画の甘さは厳しく批判されました。なぜこんなにも人気がないのでしょう。
私が実際に給食を食べて直観的に感じたのは「量が少ない」ということです。自分自身の学生時代を思い出しても、「クラブ活動を放課後に控えてこのご飯では耐えられない。」と思いました。少なくとも「おかわり」が出来るような仕組み、例えばある程度の量を保温ジャーに入れて提供するなど改善はできるはずです。
(現在の方式はランチボックス形式と呼ばれ、ご飯を別々の容器に入れています)給食だけでは足らないので、補充用におにぎり等を持たせるのであれば、お子さんに合った量のお弁当を持たせたいというご意見はごもっともです。
この様に具体的な改善も、市役所任せでは進まないのが実情です。中学校給食はその一例に過ぎません。教育の満足をふやす種は、まだまだ沢山あります。
 

東灘区の大切な課題③
高齢者の介護の満足をふやします

 
「地域包括ケア」という新しい介護の仕組みをご存知でしょうか。介護保険の見直しに合わせて始まる制度です。新制度では、要支援と判定されある程度自立した生活をしておられる高齢者の介護(介助)を、国から神戸市などの地方自治体に事業の主体を移します。そして、これまで有資格者としてヘルパーさん担っていた事業(家事代行など)について、一定の条件で一般人が従事できるようになります。現場からは質の低下が心配されています。また、これに合わせて介護予防事業も始まります。これは元気な高齢者の健康寿命を延ばすための予防医学的取り組みの事です。
私は平成25年の補欠選挙以前は、介護の現場でお世話になっていましたので、現場からの心配の声はよく理解できます。介護予防事業については、医療だけに留まらず看護やリハビリ、訪問歯科や従前から高齢者と接しておられる整復師など多職種連携が事業成功の要と言われています。しかしこの多職種連携のあり方が自治体によってバラバラなのです。
フットワークを活かして他都市の先進事例を見聞して持ち帰ったり、現場で働いていた「迫力」を足場にして実のある制度提案を行うなど、この分野は持ち味を活かせると自負しております。もちろん「地域包括ケア」はその一例に過ぎません。
 
 

東灘区の大切な課題④
 障がい者支援の満足をふやします 

 
平成26年神戸市は政令市としては初めて人工内耳に対する補助金制度を創設しました。人工内耳とは頭部に埋め込む体内器と携帯する体外器により、聴覚障がい者が「音」を聴くことが出来るようになる器具です。最初の手術代は保険適用ですが、器具更新に伴う費用は全額自己負担というのが国の仕組みです。神戸市は厚生労働省への働きかけを続けてきましたが、国はこの仕組みを変えようとしません。
人工内耳を幼児期に用いることにより、従来は不可能であった言語を取得する機会を得ることができる様になりました。私も実際に区内の幼稚園を視察して、重度難聴のお子さんが話すのを見てまいりました。
せっかく大きな可能性が開いているのに、経済的理由から断念しなければならないとするならば、これほど切ないことはありません。そこで神戸市が単独で補助金事業を創設することになったのです。市会常任委員会や予算・決算特別委員会、そして本会議において度々当局を質すなどの取り組みを、私もお手伝いさせて頂きました。
この様に、制度の隙間に苦しむ障がい者は少なくありません。光の届かないところに光を当てるのも私たちの大切な仕事です。
プロフィールにも掲載しましたが、私は障がい者が外出するときの支援を行うガイドヘルパーの資格を持っております。障がい者の政策が、理解されにくく誤解が多いという実態を現場で経験して参りました。制度を提案したり創ったりする仕事に加え、広く知らしめることも重要な任務だと心得ます。
 

東灘区の大切な課題⑤
 お仕事(雇用と景気)の満足をふやします 

 
「雇用を支えるまち」東灘区もうひとつの顔
平成26年の市内事業所数は67.807か所、従業員総数は710.518人でした。区別に見ると1位は中央区、そして2位が東灘区、7.395か所の事業所において82.792人が働いておられます。わがまちは雇用を支えるまちでもあるのです。
東灘区の得意分野は、売り上げ別順位では1位・卸売小売業5830億円、2位・製造業5190億円、3位・不動産と物品賃貸業282億円。従業者数順位は、1位・卸売小売業19.480人、2位・製造業12.676人、3位・運送業11.208人でした。
このように「雇用を支えるまち」東灘区を守り発展させるために、具体的に次のような目標に取り組んで参ります。
 
物流の拠点としての特性を伸ばすために、大阪湾岸道路西進部(六甲アイランド北~駒栄)の早期完成を目指します。
 
現在六甲アイランド北で工事が止まっている阪神高速湾岸線を完成させ、国道43号線および阪神高速3号神戸線の慢性的な渋滞を解消するとともに、物流のまち「神戸」の強みを最大限に発揮させます。
 
起業しようとする人に魅力的なまちを目指します。
 
六甲アイランドにある「神戸ファッションマート」では、新たに事業を起こそうとする意欲のある人を応援するために、賃貸オフィスを格安で利用できるなどのビジネスサポートを実施しています。
私は、さらに踏み込んで信用保証などの経営上の具体的な支援を充実させるよう市会で提言してまいりました。現在は「神戸スタートアップオフィス」や「ビジネスコンシェルジュ」という事業が展開され実を結びつつあります。これを強力に後押しして参ります。
 
婚姻数トップ「東灘区」の働き方を支えます。
 
平成26年、神戸市全体では7.768組の夫婦が誕生しています。区別に見ると、ダントツの1位が東灘区1.147組、2位は垂水区1.022組でした。
子育て環境をさらに整備することにより、わがまちには人口減少を食い止める大きな可能性を秘めているのです。神戸市では子育てのため離職した人が再就職する支援策として「結婚・子育て再チャレンジ支援事業」を展開しています。これ等をさらに拡充して参ります。
 
 


 神戸市の未来のため 

 
都心・三宮の再整備を強力に推進します。
「神戸の顔」ふさわしい三宮中心市街地の再整備は急務です。50年後100年後の未来を決めると言っても過言ではありません。都市間競争に打ち勝つような再整備となるように、市当局の背中を押して参ります。
 
神戸港と神戸空港を物流の拠点として、防災の拠点として発展させます。
コンテナ貨物取扱量において、平成26年度にようやく震災前の水準に戻りつつあります。しかし、この20余年の間に隣国の港が大規模な改修を経て強力な競争相手に急成長しています。国際競争に負けないように必要な整備は遅滞なく出来るように、議会で提言して参ります。
 
医療産業都市を推進します。
スーパーコンピューター京につづく次世代スーパーコンピューター「エクサスケールコンピューター」の建設も決まったこの地域を、更に発展させるために、産業集積(クラスター化)の先進事例であるドイツ・ハンブルク訪問してを調査させて頂きました。大成功を収めている同地の様々な方策を取り入れて、大胆な提言を続けて参ります。